不労所得で暮らす30独身女のゆるライフ

地方在住30歳独身女の日常。

無事、退院致しました!+手術前日と当日のこと

17日入院、18日手術、22日再手術というなかなか無い経験をして、29日やっと退院致しました!!!

 

12日間の入院生活でした。

いや~~~~本当に辛かった!!!

想像以上に痛かったし辛かったししんどかった!!!

でも終わってしまえば、そのしんどさ、どこか行きました。

人間というのは現金なものです。

 

今は家でゆっくりしています。

開腹手術ということで、回復はゆっくり。いまだに歩くときはそろそろとしか歩けません。お腹も時々痛みます。しゃがむことも難しいし、コンビニに行くのも時間がかかるので行けません。自宅からは出られそうに無いです。

 

貧血で一瞬意識を失うという経験をしてみたり

お腹の中で出血があり再手術してみたり

激痛の中、自分の生き方を考えてみたり

優しい看護師さんに救われたり

 

心身ともに経験値10万くらい稼いだなと思う入院生活でした。

 

 

この滅多にない(と思いたい!)経験を記録として残しておきます。

また、同じような手術をする方の心の準備や支えにもなれたら幸いです。

 

 

手術前日(17日)

朝9時~10時の間に病棟にて入院手続き。

コロナ禍ということで、付き添いは病棟入り口まで。

次に会えるのは手術直前の手術室へ行くまでの数分のみ。

個室を選んだので、シャワーもトイレも楽ちん。

全部終わってみて、個室でほんっとうに良かった。個室を進めてくれた親に感謝です。

個室じゃなかったら、元気に退院出来てなかったかも。それくらい差がありました。

 

 

手術前日にやったこと

①色んな看護師さんやお医者さんがひっきりなしに来てひたすら問診。

②採血

③お臍洗浄

④三角ゾーンの毛ぞり

⑤内診

 

夜は寝られず、眠剤をもらって熟睡。

穏やかに1日が過ぎていきました。今思えば、嵐の前の静けさでした・・・。

 

 

手術当日(18日)

 

手術予定時間は11時半。しかし前の手術が少し押して呼ばれたのは12時過ぎ。

手術着に着替え、呼ばれるのを待つ。

 

呼ばれて、自分の足で歩いて手術室へ。

病棟を出ると父がいてくれて、先生とエレベーターを待つ間少し話せた。

この時、涙が溢れてきて、麻酔かけられるまでずっと泣いてた。

怖さと不安しか無くて、周りを見る余裕なんてありませんでした。

この時付き添いの看護師さんが背中をさすってくれていたのを覚えています。

 

初めての手術室、意外と広い。

そして、一番私が恐怖していた硬膜外麻酔。背骨に沿ってグイグイ入れていく麻酔。

まずは局所麻酔をして、体を芋虫みたいに丸めるよう言われ、丸まる。

私の体が固いのか、怖がって動くからか、なかなか入っていかない麻酔。気持ち悪い鈍い感覚が背中を伝わっていきます。

最終的に

「なかなか入らず、これ以上やるのは危険なので、術後痛みますが、硬膜外麻酔止めますね」と言われた。が、手術後の痛みの方が怖かったので

「頑張るので、もう1回だけやってもらってもいいですか」と頼む私。めちゃ健気。

 

腹を決めたおかげか何とか入り、点滴を取ってもらい、いざ!初めての全身麻酔

すごかった。すごい感覚だった。

マスクを付けられた瞬間、左の脳からものすごい勢いで意識を引っ張られてブラックアウト→右側がブラックアウト→そして眠りへ・・・。

 

 

 

 

名前を呼ばれて目を覚ます。何かしらの夢を見ていました。

頭がボーッとしていて、でも動けなくて、気分悪くて不快。

執刀医(多分)に「手術終わりましたよ~」と言われ、何とか声を絞り出し、良性かどうか聞くと「良性でしたよ」と。ひとまず安心。

 

自分の部屋について、色々付けられる。

マスクも付いているし、尿管カテーテルは気持ち悪いし、足と手は何か締め付けられるし。

一通り終わって、父と15分面会。ろくに話も出来ず、手を握ってもらっていただけでしたが、その手の暖かいこと。

 

その後はただひたすら横になっているしか出来ませんでした。

音や、血栓防止の装着具が気になって寝ることも出来ず、動くことも出来ず。

定期的に尿管カテーテルを流しにくる時の尿への刺激も不快、息も浅くしか吸えないので、意識的に深く吸うようにしないと息苦しくなりました。

痛みはありましたが、それほどでもなく、麻酔がまだ効いている感覚がありました。

 

手術当日のしんどさ、MAX10とすると、8くらいかな。

まさか、このしんどさ以上の夜がやってくるとはこの時は思いもしませんでした。